うなぎは刺身で食べれない!?

うなぎ刺身

土用の丑の日に思いがけず食したくなるものと言われるとうなぎ。蒲焼きや白焼きで食べるのが普通ですが、刺身では見たことがないという人が大半のはず。そこで本日は、うなぎの刺し身がどうしてないのか調べてみましょう。

うなぎは毒を持っている

うなぎの血液にはイクチオヘモトキシンという成分があり、これが人間などの哺乳類に対しては毒性を保持しています。命に関与するほどではありませんが、口に入れると吐き気や呼吸困難を引き起こすおそれがあります。

しかし60度以上の温度で6分以上加熱すれば解毒できるため、うなぎは加熱調理が原則となっています。

なお血液をすべて抜いて、酢締めにすれば刺し身で食べることもOKであり、一部料理店などで振る舞われています。ちなみにこの毒はアナゴやハモなども持っているので注意が必要です。

夏の定番なのに夏はおいしくない?

うなぎは高たんぱくで消化に優れていることから、夏バテ予防の定番アイテムとしてよく食べられていますが、夏のうなぎは味があまり良くありません。

その原因としては、冬眠に備える秋の終わりから冬のはじめが圧倒的に栄養を蓄えているからです。 この季節にバテてしまうのは人間もうなぎも同様なのかもしれません。

完全養殖でうなぎ文化がかわる!?

今日現在当たり前に食べられているうなぎは、天然のシラスうなぎを漁獲して養殖したものです。しかし年々乱獲や海洋環境の変貌、河川環境の悪化によりその数は減少傾向であり、うなぎの値段はうなぎのぼりに高騰しているのです。

そんな中、日本で世界初となる完全養殖が実現可能となり、2020年をメドに商業化がすすめられています。

わたしたちが料理として食べることができるまでにはもう少し時間がかかりそうですが、完全養殖のうなぎが家庭で普段から食べられるような時代になれば、うなぎの毒に伴う研究も進行して、刺身でも安心して食べられるようになるかもしれませんね。

美味なうなぎ料理を食べれば、それだけでなんだか活動的な気分になってしまう人も多いはず。

たとえ刺し身ではなくても栄養は沢山ですから、ぜひ疲れたときは精力的に食べるようにしてみてくださいね。


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